どうも。初心者モデラーのtomです。
今回はガンプラのディテールアップ、新規モールド(筋掘り)の追加についてです。※直線の新規モールドのみのやり方になります。
初めてモールド追加を行うという方は、下記関連記事から読み進めてください。
もともと、キットに掘られている溝のようなもの、実際にモビルスーツを目の前にするとここが開くのかなとか、つなぎ目になるのかなと思わされるあれをモールド(筋掘り)といいます。
あれがあるとメカメカしさが増し、リアリティが高くなりますよね。
しかし、HGのような安価帯のガンプラだと、そのモールドの量が少ないことがあります。ディテールアップをしないと情報量が少なく、安っぽい感じになってしまいます。
じゃあ、新しいモールドを自分で掘ってしまおう。
ということで、今回は、掘るのはいいが左右対称にするにはどうしたらいいのってなってしまったので僕なりのやり方を共有していきます。
※直線の新規モールドのみのやり方になります。
目次
よくある手法
ネットやYOUTUBEで新規モールドの左右対称の掘り方を調べると、大体ディバイダーを使用しています。
ディバイダーとはコンパスの事です。
どの位置からどの長さまで線が引かれているのかコンパスを広げ、そのまま反対側のパーツに印をつけるというやり方。
今回僕はこのディバイダーを持っておらず、ディバイダーなしで何とか掘れないかということで考えました。
今回使う道具
- タガネやけがき針の様なモールドを掘り起こすもの
- ガイドテープ
- デザインナイフ
- マスキングテープ
- 細先の油性ペン
僕のやり方
- 既にモールドを掘った片側のパーツの輪郭を覆うように、マスキングテープを張る。
- マスキングテープの上から、輪郭とモールドを細先の油性ペンでなぞる。
- マスキングテープをパーツから剥がし、新しいマスキングテープを接着面同士で張り合わせる。
- 張り合わせた新しいマスキングテープ側から、透けて見える輪郭とモールドを細先の油性ペンで写す。
- (マスキングテープを輪郭で切り取る。)僕は切り取りましたが、後工程にあるパーツの輪郭にピッタリ合わせてマスキングテープを張れるなら切り取る必要はないと思います。
- パーツの輪郭にピッタリ合わせて切り取ったマスキングテープを張る。
- マスキングテープに書かれているモールドの交点をタガネやけがき針などでグリグリと点をつけます。やりすぎ注意、テープを剥がした後、点の跡が視認できれば十分です。
- マスキングテープを剥がし、7の工程でつけた点と点を結ぶ様にガイドテープを張り、モールドを掘る。
これで、コンパスがなくても比較的正確に左右対称のモールドを引くことができます。
ただし、コンパスがないと綺麗な曲線を引くことができませんので、今回は直線の新規モールドの掘り方となります。
以上、【ガンプラ】コンパス無しで左右対称の新規モールドを追加する方法でした。
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